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アピールうざすぎる!叩かれる勝ち組「僕って野郎」とは?

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―「メイド喫茶元オーナー・ヒロN『脱・非モテ講座』」は、メイド喫茶元オーナー・ヒロN氏が、メイド服を脱いだ素顔の女の子と接して得たノウハウを非モテタイムズで教えるコラム。第114回です―

本日は、こんな質問にお答えしましょう。

「僕は、年収800万円。外資系の会社員で、マスクも、まあ、人並以上だと思っています。話だって、ヒロNさんの講座を読んで、女の子にしゃべらせるように努力してます。でも、なんか、女の子に好かれないというか、あんまりモテません。この前も、ドライブに誘ったのですが、ことわられてしまいました。ちなみに、僕は、車が好きで、ベンツのスポーツタイプに乗っています。どうして、うまくいかないんですかねえ、教えてください」

男子は、基本、こんなふうに考える。「女の子にもてるには、いかに、お金を稼げて、かっこよくて、」と、その競争だと。だって、動物界を見てみれば、動物のオスは、体格が立派で、餌をいっぱい獲れるオスが、メスと交尾できるじゃん。だから、人間だって、金持ちで、地位があって、容姿がよければ、もてもてでしょ? 婚活だって、収入が高い医者なんかが人気とか聞かされる。だから、稼ぎたい、出世したい、かっこよくなりたい! なるほどねえ。これが、普通の男子の考え方だろうなあ。まあ、否定はしないよ。貧乏作家の僕はね。

でも、この前、ある女の子からこんな話を聞きました。この子、この前、期待感まんまんで、東大の医学部学生たちとの合コンに行ったんだそうです。で、

「めちゃくちゃがっかり。もう二度とあんな奴らとの合コンには行きません!」

「なんで」と聞くと、顛末はこうでした。

男子は、東大医学部の5回生3人。女の子は、友達つながりの普通の女子大生3人の計6人。で、合コンは、普通に自己紹介みたいなことから始まったのですが、この男子連中、エリート意識ぷんぷんで、最初っから上から目線。「まあ、僕ら東大だからさ」とか「理科三類(医学部)じゃなきゃ本当の東大とは言えないからね」とかぬかし、医学用語を振り回し、「まあ、キミタチには難しくてわかんないだろうけどねえ」とか、インテリの内輪話とかばかり言いやがって、男子たちだけで、クスクス笑いとかしやがっていて、非常に不愉快だったのだそうです。で、挙句の果てには、「僕たちと合コンできるなんて、キミタチ、ラッキーじゃん。携帯交換してあげようか?」

あまりにもベタな展開なので、最初、この男どもは、冗談で言ってるんだろう、と思ったんだけど、どうやら本気で鼻にかけているらしい。で、来る前に期待感を持っていた自分にさえ、腹が立って、しばらくは、平常心を取り戻せなかったのだそうです。

東大医学部と言えば、受験戦争を勝ち抜いてきたエリート中のエリート。彼女になって、結婚できれば、将来は、いい暮らしが待っているかもしれません。だから、こんな侮辱を我慢しても、いい暮らしのために、こんな連中と付き合おうする女の子がいないとも限りませんが、この子は、そうは思わなかったんでしょうねえ。

一方、男子の側からすれば、受験戦争に勝ち抜いてきた、将来を約束された身。別に、ふかしたわけでもなく、自分たちのことをごく普通に話した、という意識だったのかもしれない。(まあ、そうじゃないだろうけど)

で、ここで、ひとつ、僕たち男子には、教訓がある。それが、この質問の方へのひとつの回答です。

最初に言ったように、男子はとかく「僕ってスゴイでしょ!」というアピールを女の子にしたくなります。「僕って金持ちでしょ?」「僕ってかっこいいでしょ?」「僕って頭いいでしょ?」「僕ってエリートでしょ?」僕って、僕って、僕って。という「僕って」男。基本、動物なら、これも有効なのかもしれませんが、人間って、ちょっと違うんだなあ。

人間の場合、こういうアピールは、あまり女の子には受けないんですよ。ほんとの話。この質問の彼が、そういう「僕って男」だとは、断定しないけど、男子として、スペックが優れている勝ち組な男子ほど、そういうことに気をつけなければならない。つまり、自分で、自分のことを普通に話しているつもりでも、受け取る側に、鼻持ちならない「僕って野郎」、と受け取られている可能性があるのです。

この話、次回に続けましょう。

(ヒロN)

※ヒロNさんに相談したいお悩みがございましたら、下のコメント欄からどしどしおよせください!(非公開にしたい人はそのように付け加えてくださいね)

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ヒロN
コラムニスト。コピーライター。プランナー。1958年生まれ。生物学的にはおっさんですが、精神年齢的には、中学生程度です。2005年から2008年 までメイド喫茶を経営。その経験を活かし、「女の子の取扱い説明書」なる本を書きました。著書「メイド喫茶元オーナーが書いた女の子の取扱い説明書」「男 のダイエット」「脱力系シニアライフのすすめ。」(いずれも無双舎刊)

・ヒロN氏のブログ 「ヒロN式!

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